新しいバージョンへのアップグレード¶
警告
ChangeLog を見ること無しで盲目的なアップデートをしないでください。 重大な変更点の確認を怠らないでください。
殆どの場合、Kanboardを新しいバージョンへのアップグレードはシームレスです。この手順を要約すると、単純にdataフォルダを新しいKanboardフォルダにコピーするだけです。Kanboard は自動的にデータベースのマイグレーションを実行します
アップグレードを実行する前の重要な事¶
- アップグレードする前に毎回データフォルダのバックアップを取る
- バックアップが有効か確認する
- 毎回 ChangeLog を読み、大きな変更点を確認する
- workerを使用している場合、停止する
- ソフトウェアのアップグレード中にユーザーに使用されるのを避けるため、webサーバーをメンテナンスモードに置く
アーカイブよりインストール (安定版)¶
- 新しいアーカイブを展開する
data
フォルダを新しく展開したディレクトリにコピーする- もし
config.php
をカスタムしてるなら、それもコピーする - プラグインをインストールしている場合、最新版にアップデートする
data
ディレクトリをwebサーバのユーザーが書き込みできるようにする- 必要ならば
.htaccess
ファイルも修正する (例:SSL接続の強制) - 動作試験
- 古いKanboardのディレクトリの削除
リポジトリからインストール (開発版)¶
git pull
- ログインして、全て問題が無いか確認する。
- この方法は 現在開発中のバージョン をインストールするため、自己責任で使用してください。
- ChangeLog を見ること無しで盲目的なアップデートをしないでください。
手動でのSQLマイグレーション¶
デフォルトでは、SQLマイグレーションは自動的に実行されます。スキーマのバージョンはリクエストの都度確認されます。この方法では、Kanboardを別のバージョンにアップグレードする時、データベースのスキーマはあなたのためにアップデートされます。 この方法は 完全ではありません 。
- マイグレーションを実行するとき、データベースにアクセスするプロセスが1つだけになることを確認してください
- データベーススキーマの変更中にソフトウェアをユーザーに使用されるのを避けるため、Kanboardインスタンスを"メンテナンスモード"に置く
データベースのマイグレーションを手動で行うには、設定ファイル中の DB_RUN_MIGRATIONS
パラメータを false
にしてください。
Kanboardのアップグレードに必要な事が出来たら、以下のコマンドを実行してください:
./cli db:migrate